「.com」「.jp」「.co.jp」の意味とは?独自ドメインがもつ意味を解説
「ーーー@gmail.com」や「ーーー@yahoo.co.jp」「ーーー@outlook.jp」など、@の後ろの文字列の部分をドメインといいます。
このドメインには上記のように色々と種類がありますが、それぞれのドメインが持つ意味についてざっくりと記事で解説していきます。
「.com」
「commercial (コマーシャル)」商用という意味を持ちます。
全世界の約50%のドメインはこの「.com」が使われているそうで、あらゆるタイプのサイトに使われている万能なドメインになります。
ドメインは同じ文字列が使えない為、いまの時代「.com」で新たにドメインを作ろうとすると、ほとんど作成できない場合が多いです。
ちなみに当サイトもドメイン作成時は「.com」希望であったが、「meritfirst.com」はすでに他の人に使われてた為に作成できず断念。
「.jp」
「.jp」はジャパン(日本)という意味のjpです。
「.jp」を使えるのは、日本に住所がある個人または組織というルールになっています。
しかし実際のところは、ドメイン作成時に適当な日本の住所を入力すれば「.jp」ドメインは簡単に作成する事ができます。
ちなみに当サイト作成時の2023年までは、住所の入力をしただけで確認なども行われませんでしたし、未だに住所の確認はしていません。ただし今後はどうなるか分からない。
当サイトは「.jp」を使用していますが、その理由としては「meritfirst.com」がすでに利用されていてが登録できなかったというのと、日本国内での活動また日本人向けにしか記事を発信するつもりがないというのが主な理由。
また、個人でとれるその他ドメインと比べると少し値段が高いというのも特徴。
ちなみに、「中国は .cn」「ウクライナは .ua」「カメルーン .cm」「イギリス .uk」といったような形で「.jp」以外にも各国専用のドメインは存在します。
「.co.jp」
「.co.jp」は日本国内にある法人のみが使用できるドメインとなります。
「co」の部分は、corporation(会社)という意味で、「.jp」はジャパン(日本)という意味のjpです。
1社につき一つしか作ることができないドメインの為、貴重なドメインとなります。
なので信用度は高いドメインとなります。
例えば「yahoo.co.jp」であれば、サイトを訪れたお客様がYahooの公式サイトなんだなというような形で安全なサイトだと判断する基準となります。
お値段はその他ドメインと比較して少し高い。
巷では、『「.co.jp」は信用のあるドメインだから「.co.jp」の会社なら大丈夫!!』なんて情報もありますが、詐欺まがいな悪質な企業も表面上の信用を装う為に「.co.jp」を使います。
どこぞの無名な企業を「.co.jp」だから信用できるというような安直な考え方は危険。
「.net」
名前の通り「.net」はネットワークという意味。
実店舗を持たずに活動する個人事業主やネットインフラ系の組織に使用されることが多いドメインです。
年間の維持費がお安めな為、維持費を抑えつつも多少馴染みがあるドメインがいいという場合にオススメ。
私が過去に運営していたHPは「.net」を使用していました。
「.org」
「.org」は「organization(団体・組織)」の略で「ドットオルグ」と呼ばれます。
非営利団体専用という形ではありますが、現在は個人が利用する事もできます。
価格は比較的お安め。
その他ドメイン
上記で説明したドメイン以外にも「.xyz」「.work」などのドメインもありますが、これらのドメインはあまり世の中に馴染みが無い為、信用に欠けるというデメリットがあります。
しかし、中には年間数十円から利用できるものもあるので、維持費を少しでも抑えたいという方にはアリですが、個人的にはオススメしません。
SEOに強いドメインは?
結論から言うと、どのドメインを使用してもSEOの効果はほとんど変わらないです。
SEOに大事なのはホームページをどのように運用していくか。
オススメのドメイン
上記で説明した通り、ドメインでSEOの強さは変わらない。
なので、好みや用途や予算などで決めて頂ければいいかと思います。
個人的にオススメなのは、法人であれば「.co.jp」
個人や小規模店舗であれば、「.com」「.jp」
理由としては、「.co.jp」は利用料はお高めではあるが、とは言ってもその他ドメインと比較しても年間でプラス2000~3000円程度だ。
年間3000円で信用が買えるのなら非常に安い。
あと「.jp」に関しては、日本国内にて活動しているという印象付けができるし、「.com」は馴染みがありつつ価格も抑えられる。
そして、万が一ドメインを売却するとなった時にも、馴染みのないドメインよりも高く売れる。
参考までに。