Macが最大半額!?家電量販店でMacを格安で買う裏技交渉術
皆さんはApple製品を家電量販店などの正規販売店で購入する場合、Apple製品は値引きできないと思っていませんか?
今回は現役の家電量販店の店員である当サイト管理人が、Macを定価よりもかなりお得に買える方法についてお話ししていこうと思います。
先に言っておきますが、必ず半額で買えるという訳ではありません。
今からお話しする家電量販店の裏事情を知った上で上手く価格交渉して頂く事によって、購入するモデルによっては上手くいけば定価の半額で買える可能性があるよという話をします。
「何だ、、、絶対半額にできる方法ではないのか、、読むのやめよ。。。」
チョット待った!!
Mac bookを半額とまではいかずとも、上手に交渉できれば3〜4割引も不可能ではないし、
実際、半額でMacを購入されたお客さんを私は何人か見ています。
3〜4割引を侮るなかれ、20万円が定価だとして、その3割だと「6万円引き」ですよ!!
この記事を参考にしてAppleのPCを格安で手に入れてもらえればと思います。
とまぁ、前振りが少し長くなってしまったので、そろそろ本題に入りたいと思います。
Macを売ってる家電量販店の店舗にはノルマがある
実はMacを販売している家電量販店の店舗は、3ヵ月毎にMacを何台売って下さいねというノルマを課せられています。
3ヵ月の期間に関しては、どこの店舗も同じで1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月と一年の中で4期に分かれています。
そのノルマの台数は店舗の規模によってそれぞれ違いますが、私が働いている店舗では24台のノルマが課せられています。
ちなみにノルマの台数としてカウントされるのは(MacBook、iMac、Macmini )といったパソコンであって、iPadやApple Watchはノルマの台数に含まれませんので、値引きの交渉材料には使えませんのでご注意を。
iPadやAppleWatchも値引きはできますが、全然粗利がのってないので、値引き額はかなり渋られると思います。
ノルマを落とすとどうなるのか
ちなみに、このノルマですが1期落とす分には問題ありません、、、が!!
もし2期連続でノルマを落としてしまうとどうなるのか。。。
その店舗でのMacの販売、取り扱いができなくなります。
展示用の什器が回収され、Mac取り扱い店舗から外されます。
もしそうなってしまうと、お店としては大打撃でパソコン担当の管理職は確実に降格させられるのと、その上の管理職までボーナスや給料の減給、降格の可能性とかなりの悪影響がでます。
なのでお店の管理職の立場からしたら、仕入れ値を割ってでも何としても2期連続ノルマ未達成は避けたいところなんです。
なのでその裏事情を利用して上手く交渉してもらうと、かなりお得にMacが買えたりすることがあるんです。
家電量販店でMacを格安で買う為のコツ
一番大事なのは買う時期とタイミング、特に9月中旬~下旬が狙い目。
家電量販店のMac事情は分かったけど、結局どうやったら安く買えるの?なのですが、一番大事なのは交渉術よりも買う時期とタイミングです。
購入の時期なのですが、上記でお話しした通り4期それぞれ各ノルマの最終月中旬~下旬が最適。
3月、6月、9月、12月の各月の中で特に9月中旬~末が狙い目である理由を説明します。
1~3月はノルマを落とす事はほとんどない。
1~3月のノルマを落とすことはほとんどありません。
なぜなら新生活や大学入学にあたってPCを買いに来る学生さんが大勢いるのが、この1~3月でこの時期はPCの繁忙期になるからです。
意識しなくても勝手に売れる時期なので、4期のノルマの中では最悪のタイミングです。
4~6月は繁忙期が去って気が緩む
4~6月っていうのは、学生さんがいなくなってPCは閑散期に入っていきます。
スタッフの気持ちとしては1~3月クリアしてるからまぁ一期くらい大丈夫でしょ!次の期で頑張ればいいじゃん的な余裕がまだあります。
ただ、もちろんノルマ達成しておく事に越したことはないので、6月末にノルマギリギリの場合は結構な値引きに応じてくれる可能性が高いです。
1番の狙い目!!9月末
4~6月落としました、でも引き続きPCの閑散期は続きます。
なので、この7~9月は何とかしないといけないよねって事で、特に9月に入って進捗が進んでないとここで本気で焦りだす事が多いです。
ちなみに私が働いている家電量販店ではある時、9月に入った時点でノルマが残り13台ありました。(前期落としている状態で、、、笑)
その時に当時のPCの管理職がどうしたかというと、お抱えの転売ヤーにMac4割引するから大量に買ってくれという事で、転売ヤーに8台くらい消化させていました。
という事で前期今期と閑散期が続く9月末が1番狙いどきになります。
10~12月の期、前期を落として場合が多いので12月末もアリ!
PCの閑散期は11月末まで続きます。
12月中旬あたりから、ボーナスで買うお客さんだったり年末セールや新大学生がポツポツ買いに来ますが、時期的に前期落としてる場合も多々あるのでここを狙うのもアリです。
高単価Macはせいぜい3割引き。もし半額で買える可能性があるとしたら
私が働いているお店で半額で販売できたMacは、税込み14万円以下のMacの中では単価の低いモデルのみになります。
M1チップ、8GBメモリの134800円込のMac Bookだったり、低スペックMac miniだったり。
理由としては、14万のMacと30万円のMacをそれぞれ半額で販売したとして、-7万円と-15万円では額面上のインパクトが違うからです。
まぁ、実際には仕入金額にたいして何円マイナスになっているのかという形で見ているので、粗利の高い30万円の方の負担額はもう少しマシだったりしますが。
ノルマ達成しているお店は大幅な値引きには応じてくれない。
ノルマが危ういお店の見極め方なんですけど、、、これはごめんなさい分かりません。
当然ですが、Macにノルマがある事を表立って公表してないですし、その情報を知られる事により足元を見られて安く買い叩かれたくもないので。。。
逆にノルマ達成しているお店は粗利を割るような大幅な値引きには一切応じてくれないでしょう。
なので、色々な家電量販店を回ってMacBookコーナー前とかでフラフラしてたりしたら、声かけられると思うんで、店員の目の血走り具合を見て判断するとかしかないかもです。笑
価格ドットコムとの比較や相見積もりを使ってもよい
普段ノルマを気にしていない時に価格ドットコムの金額でMacの相見積もりを提案されても私は即答で断ってます。
しかしMacのノルマが厳しい時は価格ドットコムの金額で合わせる事も全然ありますし、「ウチで買ってくれるなら価格ドットコムより値引きします」ということも全然あります。
このお客様は購買意欲はあるから引けば買ってくれるんだという事を店員に匂わせることができれば、ノルマがやばいお店は金額も合わせてくる可能性が高いです。
あまり値引きに応じてくれない場合は店員を変えるのもアリ
店員も人間なので色々な性格の方がいます。
思い切って値引いてくれる人、値引きにシビアな人、対応が丁寧な人、対応が横柄な人、色々と吹っ掛けてぼったくる人など、、、。
この手法はMacに限ったことではないですが、一つ言える事はMacは下げられる金額は決まっていないという事です。
提示された金額に納得できない場合は、担当を変えてみるのもアリ。
まとめ
・家電量販店にはMacを売るノルマがある。
・買うタイミングはノルマの締め月(6月、9月、12月)末のタイミングがオススメ
・半額にできる可能性があるのは低単価なMac、高単価はMacは3割引きくらい。
・価格ドットコムとの相見積もりから提案するのもアリ
・大幅な値引きに応じてくれない場合は、店員を変えてみるのもアリ
最後に
結局は、「家電量販店の裏事情を利用して、上手に交渉してね」という記事になってしまいました。
ここまで喋って大丈夫かなぁって今更心配になってきてますが、店舗名を挙げている訳でもないから大丈夫だよね、、、?というような感じです。
この記事が皆さんの役に立てばと思います。
参考までに。。。