【簡単ざっくり解説】Pコア Eコアとは?Intel 12世代~ CPUを家電量販店員PCスタッフが解説
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この記事ではIntelの12世代CPUから導入されることになった、「Pコア Eコア」について、家電量販店のパソコン担当である私が、実際にPC初心者のお客様に対して解説するような形で簡単にざっくりと説明していきます。
目次
そもそもCPUのコアとは?スレッドとは?
CPUのコアを分かりやすく例えるならパソコンの脳みそになります。
そして、スレッドとはその脳みそで処理したデータを送る線になります。
コアの種類によって賢さはさまざまですが、例えば8コア16スレッドのCPUがあるとすれば、それは脳みその数が8個でその脳みそ達で処理したデータを送る線の数が16本ありますよという意味です。
Pコア Eコアとは?
Pコア(Performance Core)パフォーマンスコア
・高性能だけど電気いっぱい使います。
・Pコア一個につきスレッドは2本。
・Eコアより物理的に大きいのでコアの数はあまり積めない。
・ゲームや動画編集、表で動くソフトなど、フリーズしてほしくない高性能が求められる作業で率先して使用されるコア。
Eコア(Efficient Core )エフィシェントコア
・性能は低いけど燃費がいい。
・Eコア一個につきスレッドは1本。
・Pコアより物理的に小さいのでコア数はたくさん積みやすい。
・簡単な作業やバックグラウンドで動作する作業(ウイルス対策ソフトやWindowsの更新など)に率先して使用されるコア。
Pコア2個 Eコア8個(10コア12スレッドの例)
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Intel corei5 1255U「Pコア2個 Eコア8個(10コア12スレッド)」のCPUを例に説明すると上記画像のような形になります。
インテル スレッド ディレクターとは?
PコアEコアがそれぞれ適材適所で動作するように指示を出しているのが、Intel Therad Director(インテル スレッド ディレクター)という機能。
要はPコアEコアに指示を出している監督的な役割の機能。
まとめ
・コア:パソコンの脳みそ
・スレッド:各コアで処理したデータを送る線の数
・Pコア:高機能だけど電気たくさん使います。表で動作するアプリに率先して動きます。
・Eコア:性能は低めだけど省電力。軽い作業や裏で動くアプリに率先して動きます。
・インテルスレッドディレクター:Pコア、Eコアに適材適所で指示出します。
という訳でPコアEコアについて調べてみたけど、難しい事ばかりしゃべっていてよく分からないという人向けにざっくりと解説してみました。
初歩的な事はどうでもいいからより深く学びたいという方は申し訳ないですが、別の記事を参考にしてください。