無料版Avast(アバスト)は絶対にやめとけ!!家電量販店PCスタッフがデメリットを解説

meritfirst

ここ最近は、Windowsディフェンダーが優秀だという情報がYouTubeやブログなどでよく見かけるせいか、無料で使えるウイルス対策ソフトを入れたり、あらゆるウイルス対策ソフトのお試し版をハシゴしたりするような人がかなり減っているように思います。

ですが稀に、「PC=ウイルス対策ソフトが必須」だと未だに思い込んでいる方もいて、だけれどもウイルス対策ソフトにお金をかけたくないという人が無料版のAvastに手を出してしまっています。

これは私の個人的な意見ですが、、、

Avast入れるくらいなら何も入れないほうがいい!!

今回の記事では、無料版のAvastを使わない方がいい理由について解説していきます。

無料版Avast(アバスト)を使うデメリット

そもそもWindows Defenderの方が優秀

Windows Defenderとは、WindowsOSに標準でついている無料のウイルス対策機能で、他にウイルス対策ソフトを入れずにWindowsを使っていれば、自動的に機能します。

Windows8.1以前に備わっていたWindows Defenderは、性能がかなり心もとないものだった為、その頃までは有償のウイルス対策ソフトは必須でした。

しかし、Windows10が導入されウイルス対策のシステムがかなり強化された事により、今では下手な有料のウイルス対策ソフトよりも安全性が優秀になっています。

その証拠としましては、ウイルス対策ソフトの性能テストを行っている第三者機関「AV-Comparatives」のテスト結果によって明らかになっています。

AV-Comparativesは各ウイルス対策ソフト会社から、「性能テストお願いします」という形で依頼されテストを行っている機関です。

ちなみに性能テスト一回につき500万円なのだとか、、、。

なのでAvastよりもというよりは、何も入れなくてもWindows標準でついている Defenderで十分だという事です。

誤検知が多すぎる

とにかく誤検知が多い印象です。

何かとソフトをインストールしようとするたびに警告を出してきたり、勝手にプログラムを削除してきたりします。

よってAvastを導入することで使えなくなるソフトが増えます。

動作が重くなる

パソコンの動作が重いから見てほしいというお客さんのパソコンを診断すると、よくアバストの無料版が入っている事が多いです。

そしてそのアバストの無料版を削除すると動作が改善してしまうという。

アバストに限らずウイルス対策ソフトを入れると多少動作は遅くなります、これは仕方がないことですが、にしても無料版アバストのCPU使用率は異常。

また、無料版アバストはWindowsのシステムに不具合を起こす事も多々あるので、それにより動作をさらに重くしてしまいます。

過去にはユーザーの閲覧データを他社に販売していた

これは過去に、米PCMagがニュースにしたことに対し、チェコのAVAST Softwareが公式の声明を発表した。

PCMagとMotherboardの共同調査によると、AVAST社は自社の無償ウイルス対策ソフトで収集したユーザーの閲覧データを子会社であるJumpshotと共有し、第三者に販売していたという。

販売していたデータは主に閲覧データであり、検索履歴やGoogleマップに基づく検索情報、またはYouTubeやアダルトサイトでどんな動画をみていたかなどが含まれており、個人の名前などの情報は含まれていないとの事だが、データをつなぎ合わせることで特定を行うことは十分可能であるのだそう。

販売先には「Google、Yelp、Microsoft、McKinsey、Pepsi、Sephora、Home Depot、CondéNast」 などが含まれている可能性があるとのことです。

AVAST社は公式の声明で、セキュリティ製品で利用する目的以外でユーザーデータを利用する慣行を完全に中止したと発表し、名前、メールアドレス、連絡先といった個人識別情報は収集していないと強調した。

ハッキリ言って、ウイルス対策ソフトを提供している会社として問題外です。

事情があってウイルス対策を入れなきゃいけない場合

所属している会社や学校などの組織で使用するパソコンで、上からの指示でどうしても有料のセキュリティーソフトを入れなくてはいけないという事情がある方もいるかと思います。

その場合、少し値段は高いがNortonあたりを入れておいた方が無難でオススメです。

安いからという理由で下手なウイルス対策ソフトを入れると、その分余計に動作が重くなって使いづらくなってしまいます。

せっかく性能のいいパソコンを買ったとしても、ウイルス対策ソフト代の数千円をケチった為にその性能を大きく落としてしまいます。

通常版のNortonやウイルスバスターだと、3年で12000~15000円くらいの価格ですが、NortonのYAMADAエディション版なら中身は一緒で、通常価格よりも安く買えるからオススメです。

参考までに。

記事URLをコピーしました