電化製品

太陽光パネルによる蓄電池の役割とは?

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私が働いている家電量販店では、家電を売るだけではなくリフォーム事業にも取り組んでいます。

リフォームの案件が取れるようにという事で、時々勉強会みたいなのが行われるのですが、今回は太陽光パネルの蓄電池について勉強させられたので記事にまとめてみます。

もらった資料の内容をそのまま記載している部分も多々ある為、読みにくい箇所や私の本心でない部分がほとんどです。

別に太陽光パネルをお勧めや押し売りするための記事ではなく、自身の備忘録として書いているだけなので参考にできる方がいればご自由にどうぞという感じです。

太陽光パネルによる蓄電池とは?

電気を貯めておいて、必要な時に使うことができるのが蓄電池の機能です。

「バッテリー」と言った方が分かりやすいと思います。

太陽光発電で電気を作ると、太陽が出ている昼間に電気を作り、家の中で消費。自家消費専用の機種以外は余った電気を電力会社に販売することができます。

また、夜間や天候の悪い日は発電量が大きく下がるので、電力会社から足りない分を買って使う事もできます。

蓄電池は太陽光発電で作った電気の中から、昼間使わずに余った電気を本体に貯蔵する事ができる為、貯まった電気は夜間や停電時にも使えます。

蓄電池にはどんなタイプがあるのか

単機能蓄電池

太陽光システムの機材をそのまま利用して接続するタイプ。太陽光システム導入が比較的新しい場合に導入されることが多い。

ハイブリット蓄電池

太陽光システムのパワーコンディショナーを取り外して接続するタイプ。太陽光システムのシステム保証が切れている場合におすすめ。ただし、PIDなどの制限がある場合がある。

※パワーコンディショナーとは、電力を直流から交流に変換して、家庭でも使えるようにする機能。

※PIDとは、メガソーラーなどの高圧・特別高圧に相当する太陽光発電で起こりやすい性能劣化現象で、住宅用太陽光発電では起こりにくい現象。

スタンドアローン蓄電池

太陽光の余剰電力の売電機能を持たないタイプ。市場では縮小傾向。

蓄電容量種類

5kw、10kw、15kw前後など、各社蓄電容量が数種類ある。

特定負荷、全負荷タイプ

特定負荷タイプ

1部屋または、1系統のみに給電するタイプ。市場は縮小傾向。

全負荷タイプ

全ての部屋に給電するタイプ。200V機器にも対応可能な機器も多い。市場は拡大傾向。

太陽光パネル導入するなら蓄電池はセット

ここ数年、世界情勢の影響で電気や石油エネルギー価格が高騰してきていますので、電気代やガソリン代が大きな負担になっています。

ちなみに電気は電力会社へ売るより買う方が高いです。

なので太陽光で集めた電気を貯める事が出来なければ、太陽光パネルを導入するメリットがあまりありませんので、停電時でも安心の蓄電池とのセット導入がほとんどとなります。

蓄電池つきの太陽光発電システムがあれば、晴れの日の昼間の電気はほとんどタダになり、自宅で使わなかった電気は電力会社に売れます。

一度に太陽光発電と蓄電池を両方導入すると初期費用が高くなることを気にされると思いますが、太陽光発電のシステムの機器設置費用は10年以上前と比べて半額以下と大幅に下がってきています。

蓄電池に関しては、希少な材料を使っている為、価格的には太陽光発電のように安くなってはいませんが、一緒に導入した場合は後から導入するより費用を抑えることができます。

太陽光発電をすでに導入して5~8年なら単機能蓄電池

太陽光発電システムの導入からすでに5~8年経過している場合は、単機能蓄電池。

ご自宅で発電した電気の余った分は、10年間は固定価格で売ることができますが、電気を電力会社から買う価格は、今どんどん上がってきています。

太陽光発電導入後10年を過ぎると、売る時の電気代は大幅に下がります。

蓄電池を導入した場合、電気料金の売値が下がっても夜間や天気の悪い日に自宅で消費できます。

導入して10年以上ならトライブリッド蓄電池

電力会社から余剰電力の固定買取価格終了のお知らせが届いた場合、電気の買取価格は導入時の4分の1まで下がります。

そのような場合、余剰電力を有効活用するために電気自動車を導入する方もいるそうです。

通常の蓄電池の機能の他に電気自動車に通常の2倍の速度で充電し燃料代を節約、停電時や夜間の時間帯に電気自動車に内蔵している蓄電池の電気が家の中でも使えるようにする装置をV2Hというのですが、蓄電池とV2Hの機能が両方あって充電速度を3倍にできる設備がトライブリッドシステムというそうです。

勉強会後、この記事を書いた後の筆者の感想

勉強会で受け取った資料を、ブログ記事用に手直ししながらほとんど丸写しでこの記事を書いてみました。

正直言うと、私は結婚願望もなく今後一軒家を買うつもりもないので、自分の生活においては太陽光発電とか無縁のどうでもいい情報だなと思いました。(怪しい太陽光発電のビジネスに投資して儲けようとかも今後考えないだろうと思う。)

勉強会の内容も、もし仮に自分が結婚して家を買ってってなったとしても、太陽光発電を自宅に導入したいとは思わない内容だった。

そもそも、メリットばかり話してデメリットを説明しないのがこの手のビジネスの怪しいところだったりする。

リフォーム関連の売り文句で10~15年で元が取れるとか謡っている業者も多くいるが、その間に起こる修理費用やメンテナンスの費用は計算に入っているのだろうか?

15年維持して元を取らなきゃという心的負担は計算に入っているだろうか?

生活する為に本当に必要な物なのか?

というところを、今一度よく考えた上で導入を検討した方がいいだろうと思います。

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