うつ病の症状は人それぞれ、自分がうつ病だと思ったら。
![](https://meritfirst.jp/wp-content/uploads/2023/12/3380611_s.jpg)
正直に言います。
私は過去にうつ病になったことがあります。
医者に診てもらった訳ではないですが、あの時は確実に軽度~中度のうつ病だっただろうという自覚がありました。
当時うつ病だった時の経験と心と身体の状態について話します。
もし、あなたがこの記事を読んで自分はうつ病かもしれないと気付いたら、医者に診てもらって治療するきっかけだったり、自分だけじゃないんだという事で少しでも心が軽くなるきっかけになればと思い綴っていきます。
目次
うつ病になったきっかけ
きっかけは個人事業主として独立した時に、やることなすこと全てにおいて裏目にでてしまい、何をやってもうまくいかない時期がありました。
個人事業主として独立や起業に向いていないとかいうレベルでないくらいに、運気的なものにも見放されているような感じで全くダメな時期でした。
とにかく躓きまくりました。
お金もほとんど無くなりました。
結果、独立は失敗し廃業しました。
ただ独立失敗しただけだったら鬱になることはなかった。
鬱になった根本的な原因は、ここに書き込むこともできないくらいに未だに傷が癒えてはなく、まだ話せないというのが本音。
そういう意味では未だに軽度のうつを患っているのかもしれない。
私が経験した鬱病の症状
![](https://meritfirst.jp/wp-content/uploads/2024/03/3a5dc6606b0107029f92a22cfca7a620.jpg)
気分が落ち込み死にたいと考える
今でもそうだが人生に絶望している。
こんな人生をあと何十年と続けないといけないのかと。
死んだら深い眠りについている時みたいに無になれるのかなとか。
死ぬのはいいけど、痛いのや苦しいのは嫌だなとか。
どうせ死ぬならあいつ拷問してから殺してやろうかなとか。
でも親兄弟に迷惑はかけたくない。
そんなことを考えながらも結局は死ぬ度胸などなかった。
特に理由は無いのだが、親より早く死ぬのはなんか嫌だなとも思った。
胃痛、頭痛、吐き気
私はストレスが胃にくるタイプみたいで、常に胃が重くムカムカしている状態でした。
その為、横になっている時も立っている時も背筋を伸ばす事ができませんでした。
また、動いていないのに常に心拍数がやや早く落ち着かない。
私は片頭痛持ちなのだが片頭痛の周期が早くなり、それに伴い吐き気もありました。
行動力が無くなり布団から出られなくなる
トイレに行くのも困難なくらい、布団から体を起こす事ができなくなります。
症状が重いときは一週間くらい、トイレ以外で布団から出ることができなかった。
眠れなくなる、眠りが浅くなる
熟睡することができず、眠りについても3時間くらいで目を覚ましてしまう。
常に体が火照った状態で何もしていないのにじんわり汗をかいている。
胸がムカムカしている為、背筋を伸ばして眠ることができない。
食欲がなくなる
おにぎり一個が食べられないくらい、固形物が喉を通らなくなります。
おなかは空きません。
口は乾くけど、喉は乾かない。
2~3日くらい何も食べずに過ごすこともあります。
久々に固形物を食べようとすると嗚咽。
性欲がなくなる
心も体も全く反応しなくなります。
健康な男なら定期的に自分で慰めることもあるだろうが、そういった気分にも一切なりませんでした。
趣味などの物事を楽しめなくなる
鬱になるまでは週1で漫画喫茶に行き、一週間分の週刊誌をまとめて読むのが週一の楽しみでありルーティーンだった。
鬱になったことをきっかけにそれらがどうでもよくなり、鬱が改善した今でもそれが続いている。
また、鬱になる前は運転中や家にいる時、移動中など常に音楽を流しながら過ごしていたが、鬱がきっかけで音楽も聴かなくなった。
というよりうるさい音が耳障りに感じるようになり、鬱が改善した今でも音楽を聴く習慣がなくなった。
かといって無音だと色々考え過ぎて、より暗い方にマインドが傾いてしまうので、当時はYouTubeの怖い話を垂れ流しにして過ごしていました。
ただし、怖い話を垂れ流しにするだけで内容は全く頭に入ってない。
そして、たまに広告とかで明るいBGMが流れたりすると、ストレスで心が「ウッェ」ってなってました。
気分の浮き沈み
鬱が軽度になってくると、落ち込んでいる時もあれば逆になんとなく楽観的になっている時もある。
ただし、楽観的なのは一時的でふとした瞬間にすぐに気持ちが沈んだりする。
まぁ、精神的にまともでない状態なのは確か。
うつ病を治す、または改善する為に
![](https://meritfirst.jp/wp-content/uploads/2024/05/e3ce089283b3a7480e8c5b61cb215a7a.jpg)
うつ病を治す為になんて簡単に言ってしまって、心苦しいことを言うようで大変申し訳ない。
そんな簡単に治せるのなら誰も鬱になんかならないだろというのは承知の上で書きます。
無理せず長期で休んだ方がいい
当たり前だが、メンタルがやられている状態で無理に働くと身体に支障をきたす。
私の場合は無理がたたって頭痛と吐き気が頻繁におきた。
個人事業主だった為、早々に店を廃業して長期で休養をした。
もしあなたが会社員で、メンタルを理由に休むことを許してくれない職場環境であれば、そんな会社は辞めてしまった方がいい。
自分の健康(命)と会社、天秤にかけるまでもない。
頼れる人が近くにいるなら頼るべき
頼れる人が身近にいるなら頼ったほうがいい。
私の場合は母親が気にかけてくれたおかげで、非常に助かったところがある。
ストレスになっている根本的な原因を取り除く
私自身も鬱になったきっかけが、ストレスとなっている根本的な原因によるものです。
これを取り除くことができれば解決という話なのだが、取り除くことができる事柄なのであれば鬱にならないよって話。
未だに完治はしていない。
自然と触れ合う、散歩する
もし少しでも外に出かける気力があるのであれば、公園などの緑や自然がある所を散歩するのをおすすめする。
私が鬱の時は母親がちょくちょく散歩に誘ってくれていた。
ふとした時に周りの緑や川などの自然が気持ちを楽にしてくれる瞬間がある。
当時はこの散歩がかなりメンタルを支えてくれていた。
時間が解決する
簡単に治せるのであればうつ病になんかならない。
私が鬱になったのは数年前の出来事だが、いまだに当時の嫌な記憶がフラッシュバックすることがある。
今後も完治はしないのかもしれない。
それでも今は普通に働くことができるし、食事も睡眠もとることができる。
なんとか自分なりにリハビリをしながら、時間が解決していったような形だ。
私のこんな記事なんかで、一人でも気持ちが軽くなるのであれば嬉しい。
参考までに。。。