コラム

100%を使う奴は「バカ」か「噓つき」である理由

meritfirst

このような会話を聞いたことはないでしょうか?

「100%大丈夫です!!」

「100%あり得ません!!」

「100%失敗しません!!」

このように会話の流れで100%というワードを使う人がいますが、私はそのような人達の事を「噓つき」または「バカ」だと思っています。

「絶対儲かります!」とか「絶対損しません!!」というのもこれに該当します。

その理由について私の意見を述べさせてもらうのだが、これは非常に重要な事でこの記事を読んだ皆さんが今後、悪意のある「バカ」や「嘘つき」に騙されない為の参考になればと思っています。

何故、100%を使う奴は「バカ」か「噓つき」なのか

そもそもこの世に100%など存在しない

100%を使う奴は何故「嘘つき」なのか。

それは、そもそもこの世の中の事象に100%など存在しないからだ。

「100%存在しない」って冒頭で言っていたことと矛盾しているじゃないか!!と気づいた方も多いと思いますが、唯一「100%はあり得ない」というのだけは例外として存在する。

竹原ピストルさんの歌で「おい、そこの若いの俺の言う事を聞いてくれよ、、、俺の言うことを聞くな」というのと同じかもしれない、、、違うか?笑

と、話が脱線し始めましたが、100%はあり得ないという例を挙げるとします。

手術に関して「私、絶対失敗しないので」というお医者様がいたとします。

その人はめちゃくちゃ腕があるのでどんな病気も手術で治してしまいます。

しかし、ある日突然、手術前にそのお医者様自身が心不全で亡くなってしまいました。

この時点で、絶対失敗しないお医者様は手術すらできていないので失敗してしまっている訳です。

もっと大げさに言うなら、手術直前に北朝鮮から飛んできたミサイルがその病院の真上に落っこちて全滅する可能性もあるわけです。

いやいや、そんなの屁理屈だと思うかもしれません。

ですが、この例えは絶対に起こりえない事でしょうか?

絶対ではないはずです。

要は何が言いたいかというと、想像もできないような不測の事態が存在する限りは100%というのはありえないという事が言いたいのです。

簡単に100%と言う奴は物事を深く考えてない

100%を使う奴は噓つきである事には間違いないのですが、噓をついている自覚がなく100%を使う奴もいます。

そういう人は、想像もできないような不測の事態が存在するというところまで頭が回っていなくて、深く考えずに「100%大丈夫!!」なんて言ってしまってるパターンです。

これが、噓つきであると同時に「馬鹿」であると言える理由です。

【体験談】私が目撃した100%を使う奴

実際に私が目の当たりにした100%を使う噓つきを紹介したいと思います。

<某区役所職員の例>

職員「手続きの期限が切れてしまっているので、今からでは手続きできません。」

住民「手続きに必要な書類が家に届いていないし、お知らせもなかったんだけど、、、」

職員「書類がお宅に届いていないというのは100%ありえません」

このやり取りは、私が区役所で手続きをしている時に別の住民の方が職員とやり取りしていた内容を盗み聞きしたものだ。

おそらく住民の方の不備なんだろうなと勝手に想像したのだが、かといって公的書類が100%届いているはず、、という言い分も間違っていると思った。

ちなみに、私の自宅のポストには他人の源泉徴収の書類や税金の払い込み用紙が届いたことが2度あります。

投函する郵便局員がうっかり、、、という可能性もあるわけです。

【体験談】100%の基準は人それぞれ

<職場の関連会社従業員(板垣)の例>

板垣「PCの有料初期設定をお任せ頂ければ、ご購入頂いたPCをより高速に設定します。」

客「では、お願いします。」

板垣「私が責任を持って設定しますので安心して下さい!!私、100%失敗しないので(キリッ)」

「数日後、、、」

客「板垣さんに設定してもらったPCの動作が遅くて、、、ちゃんとチェックしてくれたんですか?」

板垣「、、、ちょっとそこの君!!こっち来なさい。あなたがPCを触ったせいで不具合が起きてます、どう責任取ってくれるんですか?」

そこの君「(ん?全く身に覚えがないんだけど、、どういう事??)」

というような事がありました。ちなみに「そこの君」とは筆者である私の事です。

ちなみにこの不具合が起きたPCは板垣が全て設定しているのですが、全く関係のない私が呼びつけられて謝罪を求められた、要は責任転嫁です。

確かに失敗した時は誰かのせいにしてしまえば、本人の中では失敗ではないのかもしれません、、が、失敗は失敗です。

なんか愚痴みたいになってしまいましたが、この件に関しては何が言いたいかというと、100%の基準は人それぞれだという事です。

なので、浅はかな基準で100%をのたまう奴もいるので注意が必要。

逆に言えば0%も存在しない

逆に0%というのも存在しません。

いわゆる不可能という奴です。

例えば、大昔の人は人間が空を飛ぶのは不可能だと考えてた人も多かったのではないでしょうか?

海の向こうの人たちとリアルタイムで会話することも不可能だと考えていた人達も多かったのではないでしょうか?

しかし今では、ヘリコプターや飛行機を使って空を飛ぶこともできますし、パソコンやスマートフォンを使ってネットワークを介して海の向こうの人達と通話をする事も可能になりました。

大昔の人が考える不可能を可能にした訳です。

今の私たちで言うならば、タイムマシンは不可能だと考える人も多いのではないでしょうか?

もしかしたらいずれタイムマシンが発明される日が来るかもしれません。

このような形で今の私たちでは想像もできないような不可能なことも、いずれは可能になる日がくるかもしれないと言えます。

【まとめ】100%と言う奴を信用してはいけない

以上の理由から、私たちが想定できないような不測の事態というのが存在する限り、この世に「絶対」だったり「100%」というのが存在しないという事がお分かりいただけたかと思います。

なので、「100%」や「絶対」などと相手から言われた場合は、こちらを騙そうとしている「嘘つき」物事を深く考えていない浅はかな「バカ」だと判断していいと私は思います。

思っている以上に、悪意のある「バカ」や「嘘つき」って多いですし、そういう奴らにさらされる機会は多いと思います。

そういう奴らに騙されない為に今後この記事が参考になればと思います。。。

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